挑戦することで自分の力を見つけてみよう。
英単語をどれくらいの速さで覚えられるのか、気になるところですよね。中には1週間で1000覚える、200覚える、など色々な方法があるようですが、自分が1週間でどれくらいできるのか、挑戦してみるのをおすすめします。まずは一週間がんばってみよう、というわけです。
単語の参考書などから、自分がすでに覚えている単語以外の、分からないもの、知らないものをセレクトして単語帳を作ります。この作業だけでも、下地になりますね。
たとえば覚えるべき単語が300だろうと、100だろうと、やることに変わりはありません。でも、いきなり300、100を漫然と覚えようとしてもあまり効率は良くありません。10個で1セット、と言う風に区切ります。
さて、一日で何セット覚えられるでしょうか。人によってかけられる時間もペースも違いますが、たとえば一日で5セット完璧にできたなら、一日50個は覚えられるということになります。そうしますと、七日で350個。つまり、一週間で高校受験に必要な半数以上の単語が覚えられてしまうんです。二週間すれば単語は完璧です。
もちろん、これらは、はじめ短期的な記憶になっているので、完全に自分のものにするために定期的に復習をする必要があります。
でも、意外と簡単だと思いませんか?最初の1日はあまりはかどらなかったとしても、記憶も暗記力も取り組めば取り組むほど向上していきます。暗記力に自信がなければ、1日3セットでもいいのです。それでも、2週間もすれば覚えなくてはならない単語はほとんど頭に入っていることになります。
挑戦を妨げるものは何か
自分で決めた目標を守れない、他に誘惑があるとそっちをやってしまう、たとえば、面白いゲームを買った、友達から漫画を借りた、など。ですが、一週間、二週間など、期間を決めると意外とがんばれるものです。一か月、三か月などの長いスパンではないので、他にやりたいことがあっても我慢できる、ということです。たったの一週間なのだから、この暗記に向き合ってみよう、と言う風に自分を約束できます。
学校から帰ってきてまずは単語暗記、書いて覚える、聞いて覚える、口に出して覚える、自分のやりやすい方法で取り組みます。そのあと、他の勉強や私用をし、寝る前にもう一度取り組み、覚えられているかどうか確認します。次の日はいったん前日の単語の復習をしてから、新たな単語に取り組みます。
褒めること、励ますこと。
大人もそうですが、一人でコツコツ取り組める人はそう多くはありません。なので、学習の進み具合を一緒に頑張ってくれる相手がいるといいのです。家庭教師の先生に「二週間で400語覚えます!」宣言してみるのも手ですね。
まずは一週間、一週間がんばってみましょう。