受験英語ならではの難しさ

地域格差が存在する!

プロ家庭教師や塾の講師なら知っていることですが、公立高校の入試問題のレベルは都道府県や学区によって違います。英語においても、格段のレベル差がある場合もあるので、ある県の入試問題では楽勝だったとしても、別の県の入試問題は文章を読むことすらできない、つまり、お手上げ、と言うことが起きてしまうこともあります。

なので、自分のお住いの地域の入試問題だけではなく、色々な地域の入試問題に取り組んでみると良いでしょう。

高校入試の英語試験で必要なこと

公立高校の英語入試の出題は、大きく分けますと「リスニング」「対話文」「長文」「英作文」スピーチングなどがある場合もありますが、基本はこれらの四つを通して、生徒の英語力を判定するというものになります。

このどれもが、単語力、文法力が問われるものになりますので、この二つをしっかり学習する必要があります。つまりは基本ですね。二つのうちのどちらが欠けても、入試で求められる英文の正確な理解はできません。まず中学三年間の授業で学ぶことは完璧にしておきます。しかしながら、先ほども書いた通り、公立高校でも、住んでいる学区や都道府県でかなりのレベルの違いがあり、中学三年間で学んでいるレベルが違ってしまっているわけです。ですので、望ましいのは高いレベルの学区の入試問題も知っておくことです。そうすれば、試験本番はかなり落ち着いて問題に取り組むことができます。

もちろん有名私立、国立付属高校などの難関校となりますと「区立や市立の中学で習っている英語」とは次元の違う出題となります。こういった学校の場合はその学校のための対策が必要となりますので、難関校の入試に経験豊富な指導者から、今のお子さんのレベルをそこまで引き上げるための学習が必要となります。