学校の授業や塾で何故できるようにならないのか
英語学習がはかどらない原因を考えてみましょう。
日本の中学・高校の英語教育のカリキュラムも文法や単語的に、これを習得していれば英語を使えるという内容になっています。
ですが、中学・高校通しての授業時間は約800時間。全然足りません。あらかじめ自習が前提とされているようなものです。
ですので、授業だけ聞いていては授業についていけない、ということが言えます。
また、800時間の残り、2200時間をすべて通塾するというのもあり得ない話になってきます。 この、圧倒的に学習時間が足りない英語をなんとかしようと文科省も小学校から必須科目にしたわけですが、時間的にはまだ足りません。
もちろん、受験に限って言えば、英語を自分のものにしていなくてもいいわけですが、お子さんの立場になってみますと、基本も分からないまま放り出されているようなものなのです。日本での英語学習を成功させるには自宅学習がカギと言っても過言ではありませんが、もともと英語に興味がある、外国に興味があるお子さんなら、自習も問題ないのですが、授業でのつまづきから苦手意識をもってしまったお子さんにとっては自分でやれと言われても困るし英語を見るのも嫌、、となってしまいます。以下は授業でつまづく流れです。
・授業でつまづく
授業で説明をされても分からないことがある。
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分からないまま次の単元に進んでしまう。
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更に分からなくなり難しく感じる。
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英語が苦手になる
次にそのためのフォローとして塾に通った場合の流れです。
・塾でフォロー
塾で聞いてもなんとなくの理解にとどまっている。
他に生徒もたくさんいるし、講義の後聞くこともでくるけど、先生も忙しいし、友達と一緒に帰りたいので今日はいい。分からないところはあとでまとめてやろう
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どんどん進んでいき、さらに難しい内容になる。
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気がつくと分からないままのことがたくさんある。
覚えなくてはいけない単語がたくさんある。何から手を付けていいかわからない。
塾に行っている間は勉強する気になるけど、家に帰ると困ってしまう。
他にたくさん生徒がいる、というのは、英語学習に限らず、分からないときにその場で聞けない、という致命的な問題があり、そもそも授業にしっかりついていけるお子さんならいいのですが、授業で危うくなっている場合は行っているだけで学力は上がらないという結果になります。
また、その場にいる時はノートを開いてやることもできるけど、自宅で自発的に学習するというのが中々難しいところがあります。
それは、自宅学習の習慣や、場合のペースコントロールや何を目標にやったらいいかが明確ではないからです。
英語学習、家庭教師をつけるメリット
家庭教師をつけるメリットで言いますと、全教科にわたって、まず、小さな疑問が生じた時に、すぐに確認して教えてもらえるということです。また、前回まで自分で学習して分からなかったところを次の時間でしっかり聞くこともできます。自宅で学習する場合の、次までにどこまでやっておくか、などの目標設定や、学力の伸びも先生と設定できますので、自宅学習がやりやすくなります。さらに、自分の家で勉強する、という経験は自宅学習の習慣となります。
英語に限って言いますと、プロ家庭教師は受験に合格するための英語について習熟していますが、最初から難しすぎることを学習しても点数はあがりません。お子さんのレベルに合わせて都度都度必要な学習を組み立てていくことができます。また、他の教科とのバランスもとることができます。
受験勉強の場合、英語だけやっていればいいというわけではありませんので、他の教科の出来具合も見て、一番得点が狙える教科は重点的に学習し、苦手教科は取りこぼしがないように克服していかなくてはなりません。とはいえ英語は社会のグローバル化や小学校から必須教科になるなど、今や非常に重要な教科となっておりますので、今まで以上にしっかりとした対策が求められているのです。
英語塾、進学塾で思った以上に学力が上がらない、という場合は、お子さんが付いていけていない場合があります。英語文法を習得するための授業時間が圧倒的に足りないのです。そのため、授業では説明だけしてすぐに次の単元に移っていくという状態です。しかし、習っているお子さんとしては、英語の発音、使っている文字、語順、日本語とまるで違うものなので、分からないままの自習は中々はかどらない、というわけです。
分からないところにさらに高度なものを積み上げていくと、しばらくすると、どこが分からないかも分からない、となってしまうのです。
家庭教師をつける利点はこういうところにあります。まず、できない理由を明らかにする。そして、そのレベルで、できることをしっかりやる。さらにレベルアップを目指し、得意科目にする。
大丈夫、英語は絶対できますよ！