英検って受験の役に立つの?

英検を持っていると受験時に優遇される?

結論から言いますと、イエスです。もちろんすべての学校がそうではありませんが、準2級、2級、1級ともなりますと、なんらかの優遇を実施している学校は2018年、全国で1284校となります。※公益財団法人 日本英語検定協会より
私立高校の中には、試験免除、入学金免除など、他の学業の成績を問わない学校、奨学金を出している学校、色々ありますので、志望校が優遇借地があるかどうか調べてみると良いでしょう。
また、英語が得意なお子さんなら高いレベルの英検に挑戦し、優遇で入れる学校に行ってさらに英語を強化するのもいいですね。

しかし、英検にも様々なレベルがあります。たとえば3級でしたら、中学二年生レベルですので優遇はほぼないと考えてよいでしょう。また、受験を迎えて基本的な学力のあるお子さんでしたら準2級も普通に受かるレベルです。3級、準2級と併願して受けることもできますので、まだ受けたことがないという場合、どれくらいの英語力があるかを図るために受けておくのもいいですね。

英検を取るために特別な取り組みをした方がいいの?

前述のように、英検の優遇措置があると言っても、すべての学校がそうであるわけではないです。普通に準2級はとれるはずですので、英検のために特別な時間を割いて勉強をする必要はあまりありません。英検2級、1級レベルのお子さんでしたら、英語の入試も相当程度できるはずですので。ただ、英検を受けることで本番の試験の緊張を味わい、慣れることができる、というのと、自信をつけることができるというのはあります。また、志望校が優遇措置を取っているなら、英検を取っておけば非常に楽に入学できるわけです。

また、英語力を判定する試験には、英検の他、点数式のTOEICやTOEFLがありますが、こちらも高い点数を持っていれば、公立、私立ともに受験時にはかなり有利になるようです。2019年からセンター試験が廃止され、大学入試も大きく変わります。その中で、英語教育も改革が進められ、こういった英語検定試験の好成績者はかなり優遇されるようになるようです。もしお子さんが英語に興味があるというのでしたら、こういった検定試験も視野に入れるのは悪くないと思います。ですが、まずは基礎ができていなければ何から手を付けたらいいやら、となってしまいますので、英検で高いレベルの級を取りたいけど、どうしていいか分からない、というお子さんにはきめ細かい指導をしてくれるプロ家庭教師もおすすめです。