覚えにくい英単語

英単語の暗記の壁。

たとえば、All(すべて)I(わたし)My(わたしの)などの簡単なものや、LoveやSwimmingなどのなじみのある単語はすぐに覚えられたのではないでしょうか。しかし、experience(経験)となるとぐっと難しくなりますね。

その理由はなんでしょうか。
覚えやすかった単語は、実は普段から触れているものが多いのです。オールならオールナイトや、オール5など、カタカナとして日本でも使っていますし、ラブも、スイミングもそうですね。マイ・ホームなど、マイもよく見かけます。また、自分をあらわすアイ、も子供のころから知らず知らず耳にしたり見ていたりするのです。
しかし、経験したことを、わざわざ、「それはいいexperienceだったね!」などと言う場合はほとんどありませんので、触れていないということなのです。

覚えにくいのは勘違いもある。

カタカナで覚えていたもので英語だと違う単語のものもありますので、そこは注意が必要ですが、たとえば、トラックと日本語のカタカナで書いたものは、自動車のことだと英語のスペルはtruckです。ですがカタカナだと同じトラックと書くスペルも意味も違う単語にtrackがあります。こちらは道路や、通路、流れ、など全然違う意味ですね。

また、日本語でライトと書いたり言ったりするのは大抵が光のlightライトになりますが、カタカナだと同じライトと書くもので右を意味するRightがあります。これは英語の発音だと全く違いますが、カタカナだと同じ綴りになりますので、注意が必要ですね。

話がそれましたが、つまり、それに触れた経験が少ないほど覚えにくいということです。そもそも日常会話の中でも「わたし」や「すべて、全部」はよく使う言葉です。ですが「経験」となると少なくなってしまいますので、覚えにくいわけです。

また、先のrightとlightも勘違いして覚えてしまう人もいます。
prayとplayなど、いざ書く時に、どっちだっけ、となるわけです。これは発音も一緒に覚えていれば間違いが防げるので、字面だけではなく音もセットで覚えることをおすすめします。

この勘違いしやすいポイントや、覚えにくいポイントは人それぞれ違いますので、常に自分の記憶が正しいかチェックが必要ですね。